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Super^3 life sound | 超^3生物音

NHK Special “Human Body II DNA” | NHKスペシャル「人体 II DNA」

DNA music & computational sound design

カフェイン分解物質(CYP1A2)、がん抑制物質(P16)が機能するまでの過程は恐ろしく複雑で精巧に設計されている。それ故に美しく、一種の聖域である。

どこまで拡大視・聴してもそれを超えて働き、この人智を超える領域に立ち向かう、そんな人が人を超えてゆく様を「超^3生物音」と名付けた。

1. 超高速振動(1MHz以上の熱振動)

2. 超膨大量による必然的偶然性(30億対が乱数的に機能)

3. 超生物的工場(液体中の4進法システム)

科学的正確さと演出との調和

本編では演出として科学的正確さを有しながらも簡略化することで伝わりやすさを重要視している。これに習い、音響効果においてもその発音体の構造をなるべく音で再現する。

例えばRNAポリメラーゼがDNAを「叩く」シーン。実際にはそこに叩く意思があるわけではなく、絶えない動きの中偶発される。これを、「叩く」というナレーションに反することなく、当たった感覚に近づける。

また、本制作では、登場するDNA(CYP1A2、P16など)の固有性を塩基配列に基づいて表現する。これは大野乾の「遺伝子音楽」(1986)に系譜する挑戦である。本制作では自作パーカッション(カランコロン)、及びビブラフォンを用いる。以下に手法の選択肢を記す。

自作パーカッションの音階はATGC+Uそれぞれのモル質量の比率を参照する。

 
Uploaded by Step Becker on 2019-05-08.

Super^3 Life Sound | 超^3生物音

NHK Special "Human Body II DNA"

Sound co-design: Akiko Cna| 椎名暁子
Simulation: XSHELL Inc.

https://www.nhk.or.jp/kenko/jintai/

2019